祖母のこだわりをカタチにして: ファブリックパネルをDIY
以前にフラワープリントの誘惑 : リバティシート by リバティ好きの文具屋さん - 音ノ音 -Notes of Tone-という記事を書きました。
私は昔から、可愛らしい花柄ではなく、大ぶりのボタニカルな柄が好きです。
ふと理由を考えてみると、小さい頃大好きだった祖父母の家が、アートや個性的な置物、個性的な柄のファブリックで溢れていたからだと気がつきました。
祖母が亡くなったのは昨年の初夏でした。
家には、私にとっても、そして母にとっても思い入れのある品々が溢れていました。
祖母は洋裁が得意で、本当に様々な布を沢山持っていました。
しまいこまれていた布地を、広げるたびに
「これはパジャマだったね」
「この柄のスカートよく履いた〜」
「このクッション、覚えてる!」
と、思い出が蘇ったのでした。
残念ながら、私も母も洋裁をしません。
けれど、どうしても思い出蘇る布を処分できず、何にするアテもなく、持って帰ってきたのが今年の初め。
休日にふと立ち寄った家具屋さんで、ファブリックパネルを見つけたのでした。
祖母の布地、これなら生きるかもしれない!!
パネルキットを購入し、早速製作。
これは20cm x 20cm、15cm x 15cmのものなのですが、なかなかの出来栄えです。
祖母がインドネシア旅行で買ってきた(と、伝えられる)大判の布地を、次はパネルにするつもりです。
私はどちらかと言うと断捨離派で、使わない物は捨ててしまいます。
こうして部屋を彩るアイテムになると、祖母との思い出を感じられるだけでなく、また新たな記憶も形成されそうで、とてもワクワクするものです。
【ファブリックパネルのベースはこちらで購入しました】
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